ご利用にあたっての注意
ここに掲載のQ&Aは、医療従事者向けの内容です。
この情報は製品の適正使用に関する参考情報であり、あらゆるケースに適応されるものではありません。
従いまして、Q&Aの利用によって生じた結果については、責任を負いかねますのでご了承ください。
なお、製品のご使用に当たっては最新の添付文書をご確認ください。
また、Q&Aを許可なく複写、複製、転掲、改変、配布等を行うことはご遠慮ください。
製品に関してご不明な点がございましたら、弊社お問い合わせ窓口又は弊社担当MRにお問い合わせください。
リズモンTG点眼液0.25%
用法及び用量
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Q
いつ点眼するのが良いですか?
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A
点眼する時間帯について特に決まりはありません。患者さんの生活にあわせて点眼する時間帯を設定し、1日1回設定した時間帯に点眼してください。
[2025年5月改訂]
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Q
他の点眼剤と併用する際の注意点はありますか?
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A
本剤は点眼後、眼表面温度でゲル化しますので、本剤を最後に点眼してください。
本剤が他の点眼剤の吸収に、あるいは他剤が本剤の持続性に影響を及ばさないよう、本剤点眼前に少なくとも10分以上間隔をあけてください1)。
やむを得ず本剤を点眼した後、他の点眼剤を使用する場合には、ゲル化を妨げるおそれがあるので、本剤点眼後に十分な間隔(30分以上)をあけて他の点眼剤を使用してください1),2),3)。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)14.適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意
2)和田敬弘 他:あたらしい眼科, 16, 1311~1314, 1999
3)池田恵理 他:あたらしい眼科, 21, 401~404, 2004
[2025年5月改訂]
特定の背景を有する患者
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Q
気管支喘息又はその既往歴のある患者、気管支痙攣又は重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者に禁忌である理由を教えてください。
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A
β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により1)、喘息発作等の症状の誘発、増悪するおそれがあるためです1),2)。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%インタビューフォーム2023年12月改訂(第10版)Ⅷ.2.禁忌内容とその理由
2)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)2.禁忌 2.2 気管支喘息又はその既往歴の
ある患者、気管支痙攣又は重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者
[2025年5月改訂]
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Q
コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)又は心原性ショックのある患者に禁忌である理由を教えてください。
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A
β-受容体遮断による血管が収縮することにより心収縮力が低下し1)、心不全等の誘発、増悪するおそれがあるためです1),2)。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%インタビューフォーム2023年12月改訂(第10版)Ⅷ.2.禁忌内容とその理由
2)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)2.禁忌 2.3 コントロール不十分な心不全、
洞性徐脈、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)又は心原性ショックのある患者
[2025年5月改訂]
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Q
妊婦へ投与できますか?
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A
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください1)。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.5 妊婦
[2025年5月改訂]
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Q
授乳婦へ投与できますか?
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A
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討してください1)。
ヒト母乳中へ移行することがあります1)。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.6 授乳婦
[2025年5月改訂]
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Q
小児へ投与できますか?
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A
小児等を対象とした臨床試験は実施していません1)。
小児には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
[2025年5月改訂]
服薬指導
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Q
コンタクトレンズを装用したままの点眼は可能ですか?
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A
眼表面温度でゲル化する点眼液ですので1)、いずれのコンタクトレンズも外して点眼してください2)。
コンタクトレンズの再装用は、本剤の眼表面での滞留時間を考慮し本剤を点眼してから30分以上経過後にお願いします3),4)。
[コンタクトレンズを装用したまま点眼したときの眼表面での滞留時間、コンタクトレンズへの影響は検討していません。]
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)14.適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意
2)点眼剤の適正使用ハンドブックQ&A 東薬工&関薬協作成(令和4年12月第2版)
3)和田敬弘 他:あたらしい眼科, 16, 1311~1314, 1999
4)池田恵理 他:あたらしい眼科, 21, 401~404, 2004
[2025年5月改訂]
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Q
室温に保管してゲル化しました。使用することは可能ですか?
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A
本剤がゲル化した場合は冷蔵庫等で冷却して液状に戻すことで使用可能です1)。
[本剤は熱応答ゲル製剤のため、室温中に保管するとゲル化することがあります。冷蔵庫で保管すると液状に戻ります。]
1)リズモンTG点眼液0.25%/0.5%電子添文2023年8月改訂(第1版)14.適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意
[2025年5月改訂]