よくあるご質問

用法及び用量

Q

いつ点眼するのが良いですか？

A

点眼する時間帯について特に決まりはありません。患者さんの生活にあわせて点眼する時間帯を設定し、1日1回設定した時間帯に点眼してください。

［2022年9月作成］

Q

他の点眼剤と併用する際の注意点はありますか？

A

本剤は点眼後、眼表面温度でゲル化しますので、本剤を最後に点眼してください。本剤が他の点眼剤の吸収に、あるいは他剤が本剤の持続性に影響を及ばさないよう、本剤点眼前に少なくとも10分間の間隔をあけてください^1）。
やむを得ず本剤を点眼した後、他の点眼剤を使用する場合には、ゲル化を妨げるおそれがあるので、本剤点眼後に十分な間隔(30分以上)をあけて他の点眼剤を使用してください^{2）,3）,4）}。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【用法・用量】＜用法・用量に関連する使用上の注意＞
2）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【使用上の注意】2.重要な基本的注意（2）
3）和田敬弘　他：あたらしい眼科, 16, 1311～1314, 1999
4）池田恵理　他：あたらしい眼科, 21, 401～404, 2004

［2022年9月作成］

特定の背景を有する患者

Q

気管支喘息又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者に禁忌である理由を教えてください。

A

β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息症状の誘発・悪化を起こすおそれがあるためです^1）。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【禁忌】

［2022年9月作成］

Q

コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック（Ⅱ、Ⅲ度）、心原性ショックのある患者に禁忌である理由を教えてください。

A

β-受容体遮断による心刺激伝導系を抑制し、これらの症状を増悪させるおそれがあるためです^1）。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【禁忌】

［2022年9月作成］

Q

妊婦へ投与できますか？

A

本剤は妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対する使用経験はありませんので、妊娠中の投与に関する安全性が確立していません^1）。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【使用上の注意】6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与

［2022年9月作成］

Q

授乳婦へ投与できますか？

A

ヒト母乳中へ移行することがあります^1）。本剤投与中は授乳を避けてください。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【使用上の注意】6.妊婦、産婦、授乳婦等への投与

［2022年9月作成］

Q

小児へ投与できますか？

A

本剤は小児等に対する臨床試験を実施していませんので、安全性は確立していません^1）。治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【使用上の注意】7.小児等への投与

［2022年9月作成］

服薬指導

Q

コンタクトレンズを装用したままの点眼は可能ですか？

A

眼表面温度でゲル化する点眼液ですので、いずれのコンタクトレンズも外して点眼してください^1）。
コンタクトレンズの再装用は、本剤の眼表面での滞留時間を考慮し本剤を点眼してから30分以上経過後にお願いします^2）,3）。
［コンタクトレンズを装用したまま点眼したときの動態（眼表面での滞留時間）、コンタクトレンズへの影響は検討していません。］

1）点眼剤の適正使用ハンドブックQ&A　東薬工＆大薬協作成（平成23年9月初版）
2）和田敬弘　他：あたらしい眼科, 16, 1311~1314, 1999
3）池田恵理　他：あたらしい眼科, 21, 401~404, 2004

［2022年9月作成］

Q

室温に保管してゲル化しました。使用することは可能ですか？

A

本剤がゲル化した場合は冷蔵庫等で冷却して液状に戻すことで使用可能です^1）。
［本点眼液は熱応答ゲル製剤のため、室温中に保管するとゲル化することがあります。冷蔵庫で保管すると液状に戻ります。］

1）リズモンTG点眼液0.25％/0.5%添付文書2018年12月改訂（第11版）【取扱い上の注意】

［2022年9月作成］