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おもな胃の病気

胃炎

  1. 急性胃炎
    暴飲暴食、強い精神的ストレス、食中毒、などで急激に激しい「胃痛」「吐き気」「嘔吐」などが起こります。
    対策:
    安静にし、摂れるならできるだけ水分や牛乳などをとり、早急に医師にかかることをお勧めします。高齢者や幼児では意外に早く症状が悪化することがありますので、軽視してはいけません。
  2. 慢性胃炎
    いつも胃の調子が悪い、ことに食後「胃もたれ」がある、逆に空腹時に胃が「シクシク痛む」「食欲不振」など、慢性的な胃の不調を感じている人は多いでしょう。内視鏡で見ると、胃粘膜のあちこちが赤くただれていたり、逆に萎縮して胃液分泌が不十分になっている場合、胃が垂れ下がって動きが鈍くなっている場合など、さまざまな不調が見つかります。
    対策:
    まず、腹八分目の規則正しい食生活、十分な睡眠、消化酵素剤の常用など、生活改善が重要です。症状が改善されない場合、医師の診察と診断を受ける必要があ ります。その上で、胃酸分泌抑制剤や粘膜保護剤などで治療が行われます。また、潰瘍の兆候がある場合ピロリ菌の除菌が非常に効果的な場合があります。

胃潰瘍

正常な胃壁は、表面を粘液の膜が覆っていて、胃液で侵されないように保護されています。不摂生やピロリ菌の影響でこの保護膜が壊されると、胃壁はたちまち浸食されえぐられていきます。これが胃潰瘍です。

症状は胃痛(鈍痛から激痛までさまざまな痛みが起こる)、吐き気、嘔吐、吐血、食欲不振、痩せ、など多彩です。内視鏡検査で確実な診断が行われます。

対策:
まず、医師の診察と診断を受ける必要があります。その上で、胃酸分泌抑制剤や粘膜保護剤などで治療が行われます。ピロリ菌感染が確かめられた場合は、再発防止の除菌治療が有用です。

※胃潰瘍を引き起こすピロリ菌
1982年に、強酸性の胃の中で生きることができるピロリ菌という特種な細菌が発見され、これが胃炎や胃潰瘍を起こすことがわかって大きな話題になりました。
抗生物質を使ってこれを除菌すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の再発が20分の1以下に抑えられます。
(現在ではピロリ菌がいて胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断された場合は除菌治療を健康保険で受けることができます)

胃癌

胃癌は、肺癌と並んで日本人の患者数の多い癌のひとつです。しかし胃癌は、治療法の進歩と検査の普及で「治せる癌」になりつつあります。今では早期癌ならほとんど治すことができます。

早期発見の決め手は定期検診
早期の胃癌には、自覚症状はほとんどありません。40歳を越えたら、自覚症状はなくても、年に一回は胃の検査を受けましょう。

胃癌の治療
早期胃癌は時には開腹手術ではなく、内視鏡で切除するだけで済む場合もあります。
開腹手術になっても、早期で転移がなければ小さな範囲の手術で済みます。

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