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「第1回リプロダクティブヘルスアワード」にて、わかもと製薬が「セクシャル・ライツ賞」を受賞!

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〝性〟と〝生〟に関する健康と権利の普及を目指して創設された「第1回リプロダクティブヘルスアワード」において、わかもと製薬株式会社が「セクシャル・ライツ賞」を受賞しました! その喜びとともに、6月21日(金)に東京・原宿で開催された授賞式の様子をお伝えしますね。

性や生に関わる優れた取り組みに与えられるアワード

「リプロダクティブヘルスアワード」は、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ:性と生に関する健康と権利)の普及を目指して創設されました。

SRHRとは聞き慣れないかもしれませんが、「⾃分の性や望む時に望むだけの子どもを持つことを、すべての⼈が⾃分で決められる」という概念のこと。1994年にエジプト・カイロで開催された国際⼈⼝開発会議において提唱されましたが、日本ではまだまだ浸透していないのが現実です。

そんな現状を嘆き、立ち上がったのが本アワードの実行委員長を務めるプロゴルファー・東尾理子さん。東尾さんは自身の不妊治療をきっかけに、妊活に取り組む人のコミュニティ運営や健康と生殖について知識提供の活動をするNPO法人TGPの理事長を務め、その活動の中でSRHRの重要性を感じたそう。

第1回となる記念すべき今年は、東京都をはじめ、性や生に関わる優れた取り組みをしている⼈物、団体、商品サービスなど11の賞から44組が表彰されました。

当日はあいにくの雨でありながら、多くの人たちが集まった授賞式は、東尾さんの挨拶からスタートしました。

「不妊治療当事者のサポートをしている中で「妊娠に適齢期があることを、もっと早く知りたかった」という声を多く聞きます。「命をつなぐ」という尊い思いを「知らなかった」で終わらせたくない、「性と生の正しい知識を持ち、自分で選択する」ことが重要だと感じています。何事も当たり前だと思わず、自分を大切に、他人を尊重できる社会を目指したい。そのような思いから性と生に関する権利を含めた知識を広めたいと思っています。

本アワードを通して、SRHRの概念が国内で広まるきっかけとなればうれしく思います。そして自分の人生を自分で選択できる社会の実現に向け、今後も一歩一歩、積み重ねていきたいと思います」

アワードに対する、東尾さんの強い想いと熱意が伝わってきました

「わかもと製薬フェムテックプロジェクト」活動が、社会に求められていることを再確認

わかもと製薬は、「わかもと製薬フェムテックプロジェクト」が自分の「性」を自分で決められる権利を普及していると評価され、特別賞である「セクシャル・ライツ賞」を受賞しました。

「わかもと製薬フェムテックプロジェクト」の中心となるのが、セルフケアブランド「フェミフローラ※1」です。女性特有の悩みに寄り添い、女性が自分らしく生活することを応援するために、女性のフェミニンゾーンをサポートする「フェミフローラ」を立ち上げて1年余り。多くの女性に前向きに過ごしてほしい、という想いが評価されたことは非常に光栄です。同時に、リプロダクティブヘルスアワードが目指す、「身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分らしく生きられること」の必要性を再確認しました。

わかもと製薬フェムテックプロジェクトのメンバーである冨永と森泉が、代表して出席

「フェミフローラ」ブランドでは、口から飲んで膣まで届く乳酸菌UREXや女性の身体に嬉しい葉酸が配合されたサプリメント、フェミニンゾーン専用のソープやシートの機能性はもちろん、そのパッケージも評価されました。

商品をお届けする際に梱包材を使うのが一般的ですが、「フェミフローラ」はパッケージを開けた瞬間すぐにアクセスできる仕様になっていて、ごみも少なくエコロジカル。デザインにも、女性たちの心を弾ませるような工夫を詰め込みました。多くの類似品があるなかでも、お客さまに感動を与えられるという点が審査員のみなさんから評価されたそうです。こだわりに気づいていただけたことは、本当にうれしいことです。

また、フェムケアについてSNSや動画共有サービスを活用して、わかりやすく解説していることも評価していただけました。

各賞の受賞者が壇上に

そのほかの受賞の一例を挙げると、子宮フローラ検査、男性の精子チェッカー、産後ケアアプリ、サプリメントなどのプロダクトから、大学や行政のダイバーシティに関する取り組みなど多種多様。企業・団体・個人問わず、さまざまなアプローチでフェムテックの普及に貢献したことが評価の基準です。そんな優れたプロダクトやサービスを審査したのは、婦人科医、看護師、薬剤師、鍼灸師など健康のプロや人気女性誌の編集長などで、それぞれのプロの厳しい視点で審査されたとのことでした。

サスティナブル系イベント「ラキャルプフェス2024」の一環として開催

リプロダクティブヘルスアワードの表彰式は、「ラキャルプフェス2024」の一環として開催されました。女性たちが自身の健康、ウェルビーイング、人生の目標に対してポジティブに取り組むための知識や情報、教育、コミュニティを提供するイベントで、サスティナブル系イベントの先駆者的存在。第7回目となる今年は、“フェムテック”をテーマに「自分のからだを知る」ためのコンテンツやアイテムを扱うブランドが参加したのが、新たな注目ポイントです。ナチュラル&オーガニックのコスメからフードまで、約75のさまざまなブランドが集結。また、専門家によるセミナーや体験会も開催され、多くの人たちで賑わいました。

フェムテックといっても、そのアプローチ方法は実にさまざま。受賞者のみなさんの取り組みは興味深く、非常に刺激になりました。

「来年の授賞式では、この10倍の人々がここに集うことを願っています」と東尾さん。今回の盛り上がりからも、きっと実現することでしょう。来年も評価していただけるよう、気を引き締めて活動していこうと誓ったのでした。

※1 「フェミフローラ」はわかもと製薬株式会社の登録商標です。

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