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今月のフェムノート 季節に合わせたフェムケアネタをご紹介 女性の心と体のおすすめケア情報を配信します

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体の健康だけじゃない?<br>“心のうるおい”はじめよう

体の健康だけじゃない?
“心のうるおい”はじめよう

フェムケア、フェムテックという言葉とともに、近年少しずつ耳にするようになった「セクシャルウェルネス」。読者のみなさんと一緒に考える「愛あるアクション、起こさない? FEMeFREEスペシャル企画!」の第2弾となる本記事では、「うるおい」をテーマにみんなが心と体の健康を手にするために大切なことを探ります。デリケートなフェミニンゾーンをうるおすローション「peec」を開発するコスメメーカー、株式会社Lingerie CosmeticsのCOO/CMOである石田健悟さんにも話を伺いました。本記事の最後には、素敵な賞品が当たるプレゼントキャンペーンもご用意しています。ぜひご応募ください。

人間が幸福に生きていくために大切なこと

私たちが幸せであるために、さまざまな要素が必要ですが、なかでも「健康」はとても重要な要素だと言えます。では、「健康」とは、どういう状態のことなのでしょうか?

WHO憲章では、「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義しています。

つまり、ただ表面上病気でなければいいというものでもありません。肉体的にも精神的にも、さらには社会的に見ても、すべてが良好な状態であってこそ「健康」だと言えるのです。

そして、そのなかには、「性の健康」が含まれていることも忘れてはなりません。自分自身を大切にすると同時に、パートナーとのコミュニケーションを良好に保つことは、QOL(Quality of Life)を高めるうえでとても大切なことではないでしょうか。

自分の健康を守るために、知っておきたいこと

人間の生活には、体の健康と心の健康の両面が性と深く結びついていると、石田さんは言います。性行為は自分たちの遺伝子を残すうえでも重要なことですが、男性と違い女性は身体的にも精神的にも負荷がかかると同時に、リラクゼーションのひとつにもなり得ると石田さんは語ります。

また、石田さんは、日本で、「セクシャルウェルネス」がなかなか浸透していかない理由として、欧米と日本では、性教育に対する捉え方が異なることに注目しています。

たとえば、アメリカでは4歳くらいから、「プライベートゾーン(水着で隠れる部分と口)は人に勝手に触らせてよい場所ではないし、勝手に触ってもいけない」と教育をすることが一般的。しかし日本ではそうした教育を受けることもなく、女性側がコンドームを持つこと自体に偏見を持つ人が数多くいるでしょう、と石田さんは憂います。

昨今では日本でも膣ケアや膣トレは尿もれ対策や骨盤底筋を鍛えるということで浸透しつつありますが、欧米ではより自分の体と心を知って豊かにするセルフケアであり、リラクゼーションのひとつという位置づけとのこと。そのためSNSで、お気に入りのスイーツをアップするように、膣ケアのおすすめアイテムを挙げる人も珍しくはなく、周囲も抵抗なく「いいね!」をするそうです。

「周りの意見を尊重する」という日本独特の文化はよい面もありますが、反面、革新的な意見や判断を遅らせてしまう面もある、と石田さんは推察します。さまざまな悩みや、モヤモヤを抱えている女性が実は多いのかもしれません。

なかなか言えない女性の悩み

国際協力NGOジョイセフが実施した「性と恋愛2021ー日本の若者のSRHR意識調査ー」では、「性について相談相手はいる?」の問いに「相談相手がいない」と答えた人は35.7%。3人に1人以上の人が誰にも相談できずに悩んでいるという結果でした。

出展:「性と恋愛2021ー日本の若者のSRHR意識調査ー」(国際協力NGOジョイセフ)

「性の健康」は、親しい間柄の友人とも話しにくいかもしれませんが、しっかりと向き合っていきたいテーマです。

女性の性の健康に対する悩みの一つに「性交痛」があり、性体験のある女性のなかで痛いと感じたことがある人は少なくない、と石田さんは言います。

「え!? 痛いのって私だけじゃなかったの?」と、驚いた人も多いのではないでしょうか? 表立っては話題にはしないけれども、実は多くの人が、「悩んでいる…」「解決法はあるの?」「みんなはどうしてる?」という思いを抱えてきたのでしょう。

パートナーとの関係を深めるためにも、まず女性は、自身が感じる苦痛やモヤモヤを自覚し、それをパートナーに伝えることが必要だと言えます。しかし、なかなか伝えられていないというというのが現状です。

お互いにラフに話そう。そこから、理解ときずなが深まる

では、パートナーに率直な「感覚」を伝えるにはどんな方法がよいのでしょう?

まずは、ラフに小さなことから話すことだと石田さんは言います。たとえば、「ちょっとうるおいづらくってさ」とか、「昨日言いそびれたんだけど、もう少しこういう感じだといいかも」とか「試したいもの(こと)があるんだけど?」という提案もよいでしょう。

本音を伝えてからが、パートナーとの本当の関係が始まります。互いに相手を思いやることで、苦痛に耐えたり、負担に感じることもなくなり、心身ともにリラックスできる関係になって、きずなも深まるはず。

特に妊活中のカップルは、お互いの負担を減らすためにも、コミュニケーションが大切になってきます。小さな我慢は、いつか大きな不満となり、関係性を壊してしまうことにもなり兼ねません。あなたの想いをしっかり伝えつつ、パートナーの想いも受け入れる。それぞれの想いを伝え合え、2人で改善策を考えられる関係性をつくれるとよいですね。フェムケアアイテム(ジェルやローションなど)に頼るのも選択のひとつだと石田さんは言います。

私たちはつい相手に対して「察してほしい」と思いがちです。でも、男性も女性も互いに向き合い、どう感じているかを伝え合い、理解すること。これこそが、“人生の幸福度”を高めることへとつながっていくのではないでしょうか。

プレゼントキャンペーン第2弾

特別企画として本記事で紹介させていただいた株式会社Lingerie Cosmetics様のソフトエッセンスローション「peec(ピーク)」を抽選で10名様にプレゼントいたします。
応募方法はWakamotoWoman公式LINEを友だち登録し、トーク内で「今すぐ応募する」をクリックするだけ。どなたでも参加いただけます。
公式LINEでは女性の心と体の健康にまつわる、様々な情報を配信中です。これを機にぜひご登録ください。

プレゼントキャンペーン第2弾
<プレゼントキャンペーン概要>
応募期間:11月1日(金)12:00〜11月10日(日)23:59
当選者確定:11月下旬
発送:12月上旬(当選者の発表は当選された方にのみLINEのメッセージにてご連絡をいたします。)
賞品:株式会社Lingerie Cosmetics ソフトエッセンスローション「peec(ピーク)」
当選者数:10名様

<応募方法>
WakamotoWomanLINE 公式アカウントを友だち追加
②リッチメニュー内の「今すぐ応募する」をクリックするだけ

  ※すでに友だち追加済みの方は②のみで参加可能です

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