まずは小さな一歩から!
ココロの不調と上手に付き合う方法
イライラや気分の落ち込みなど、コントロールが難しいココロの不調。思うようにいかないことも多いけれど、生活習慣の改善や日々の心がけで、少しずつ変えていけるかもしれません。カラダとココロの両面をサポートする、ヨガインストラクターの河野 由仁(かわの ゆに)さんに、ココロの整え方をうかがいました。まずは小さな一歩から、始めてみませんか?
ココロの不調の原因を知ろう
ホルモンバランスの乱れがココロの不調を生むことも
イライラや気分の落ち込みなど、ココロが不安定になること、ありますよね。決定的な何かがあったわけではないのに、気持ちがゆらいでしまうのは、ホルモンバランスの乱れが原因の場合も。
カラダやココロががんばっている状態のときには、ストレスに対抗するホルモンが分泌され、元気に活動することができます。でも、このホルモンはがんばりすぎると機能がストップしてしまいます。そのため、気持ちが下がって、ゆううつな気分になってしまうこともあるのだとか。
また、生理前や更年期にココロが不調になりやすいのも、ホルモンバランスの乱れによるもの。どうしても女性はホルモンバランスが乱れやすいので、年齢や生理周期を意識しながら、できる対処をしていくといいですよ。
ココロを整えるヨガポーズ
朝はスッキリ、夜はリラックス。ヨガで上手に気分を切り替えよう!
ココロの不調をどうにかするために、気持ちをスパッと切り替えようとしたり、考え方そのものをガラリと変えようとしても、なかなかうまくいかないものです。また、忙しい現代女性は、自分のイライラや興奮自体に気づかない場合も多いのだそう。
そんなときには、カラダを整えることで手軽に内面へもアプローチできるヨガがおすすめです。シンプルな動きの簡単なもので十分なので、ヨガに慣れていない人でも大丈夫。特別な道具も要らず、短時間でできるのも、忙しい女性にとっては嬉しいポイントです。
ここでは、落ち着きたい夜と、前向きになりたい朝にぴったりのヨガポーズをご紹介します。
<夜におすすめのヨガポーズ>
ネコが伸びをするように、腰から肩にかけて背中をぐーっと伸ばす「チャイルドポーズ」。お腹を圧迫すると、気分が落ち着き、リラックスできるんです。夜に行えば、眠りにつきやすくなりますよ。
<朝におすすめのヨガポーズ>
ココロを前向きにしたいときは、背中をまるめたり反らせたりを繰り返す「キャットアンドカウ」を。元気になる動きとリラックスする動きが交互に作用するので、自律神経にもいい刺激があり、気分も切り替えられるはず。
こちらはスッキリと活動的になりたい朝に、目が覚めたら、お布団の上で5回ほどやってみましょう!
不調改善につながる日々の習慣
たっぷりと息を吐いて、ココロをゆるめよう
ココロに余裕がないと感じるとき、呼吸が浅くなってはいませんか?
意識的に息をしっかりと吐いて、新鮮な空気をカラダに取り入れると、ココロもスッと落ち着きますよ。
ヨガを行うのは難しいという人も、ぜひ取り入れてみてほしいのが、いつでもできる呼吸法によるアプローチ。
ヨガの呼吸のひとつである「ウジャイ呼吸」は「支配の呼吸」とも呼ばれ、カラダやココロをコントロールできると言われているんだとか。
しっかりと深い呼吸ができるので、頭がリラックスして集中力も高まります。
習慣にしたい、ココロを整えるための三カ条
ふだんの生活習慣やものごとの捉え方も、ココロのゆらぎに影響を与えます。以下の3つは、継続することでホルモンバランスに左右されず、ココロを安定に導く方法です。日々の心がけ次第で、少しずつですが、変化を感じられるはず。
運動をすればスッキリするし、新しいコスメを使うときは気分が上がりますよね。心地よさやワクワクを日常のなかに増やすことで、ストレスが減ってココロも健やかになっていくものです。
また、おいしくご飯を食べたり、あたたかいお風呂に浸かったりといった、何気ないしあわせにも目を向けると、ココロに余裕が生まれてきますよ。
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