わかもと製薬株式会社わかもと製薬株式会社

AFURI株式会社 中村比呂人氏、わかもと製薬株式会社 佐藤公彦氏の対談写真

人々の幸せと健康への想いを、
ものづくりに込めて走り続ける

AFURI株式会社 x わかもと製薬株式会社AFURI株式会社 x わかもと製薬株式会社

働く人々を支える企業対談
― 今までも、これからも ―

AFURI株式会社 代表取締役 中村比呂人氏

AFURI株式会社
代表取締役 中村比呂人氏

AFURIは都内や横浜などに18店舗、
海外にも13店舗を展開する人気ラーメン店。
天然の素材にこだわる淡麗系の味は女性のファンも多い。
https://afuri.com/

わかもと製薬株式会社 常務取締役 佐藤公彦氏

わかもと製薬株式会社
常務取締役 佐藤公彦氏

胃腸が整うことは身体が整うこと
「強力わかもと」がもたらしたもの

佐藤AFURI様は天然素材にこだわったラーメンづくりで東京を中心に海外にも展開されていて大変お忙しいかと思いますが、そんな中、日常的に弊社の「強力わかもと」をご愛用いただいているそうで。

中村いつも持ち歩いているくらい愛用しています! 今から10年くらい前でしょうか。お世話になっているパーソナルトレーナーにおすすめのサプリを教えてもらっていた中で胃腸の相談をしたところ、“いいのがある”と勧められたのが「強力わかもと」でした。そもそも、「強力わかもと」には、幼い頃に祖父が愛用していた思い出があります。身体づくりを大切にしているトレーナーと年齢を重ねた祖父、そんな対極的な2人のおすすめなら間違いはない! と思い飲み始めました。

AFURI株式会社 中村比呂人氏、わかもと製薬株式会社 佐藤公彦氏の対談写真

佐藤そうだったのですね。昔は、食卓に1本は瓶が置かれているといわれたほど家庭の常備品でしたから、中村様のお家にもあったこと大変うれしく思います。胃腸への効果と栄養の効能を併せ持つ特徴的な薬ですので、中村様のように多忙な方には特におすすめです。

中村当時はお酒をよく飲み、わりと暴飲暴食のような食生活を過ごしていましたが、飲み始めてすぐに違いが感じられました。胃の調子がよくなり、つまる・ゆるむを繰り返していたお通じもスムーズになって、身体が整っていくのを実感できましたね。

佐藤それは中村様の身体と「強力わかもと」との相性がぴったりだったのだと思います。やはり相性は大切ですから。弊社にもトイレの悩みが改善した社員がおります。私も胃は丈夫な方でしたが、50歳を過ぎてから手放せなくなりました。

中村祖父のことを思い出し、同じ遺伝子を継いでいる自分にも合うだろうと思っていました。他にも、私個人の話ですがたくさん飲んだ際の二日酔いも全然違います。アルコールによる浮遊感や頭痛はありますが、気持ち悪さはなくなりました。それに、消化をサポートしてもらえるからか、ラーメンを食べた後も胃が軽くて快適です。

佐藤日常的に「強力わかもと」を取り続けられて、身体のベースが整っているからでしょうか。基本が底上げされているのだと思います。

人の体をつくるものは、自然でありたい
ものづくりへの熱い思い

佐藤AFURI様のラーメンづくりは、素材や品質をとことん重視されているとか。多くの店舗がある中、ベースは同じところで作られているとお聞きしました。

中村私たちの原点は神奈川県の阿夫利山(大山)の麓にあります。自然の恵みが豊かなこの土地にはスープづくりに欠かせない清らかな良質の軟水があり、これを仕込みに使っています。そして、鶏ガラや豚肉、昆布や煮干し、鰹節や香味野菜など、すべて厳選した新鮮な国産食材を使ってベースを作り、毎日、各店舗に運びます。どの店舗で食べても安定したAFURIの味を楽しんでいただけるように、常に、同じ職人チームがセントラルキッチンで仕込むことにしています。わかもと製薬様は製品づくりにおいて、どうされていますか。

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佐藤弊社のはじまりは、「強力わかもと」の前身となる「わかもと」ですが、はじめはビール酵母を配合した単一製剤でした。ビール酵母にはビタミンB1などの栄養素が豊富に含まれています。開発当時の昭和初期は多くの人々が栄養不足に陥っており、特に国民病ともいわれていた脚気は重症化すると命に関わるものでした。これに関与しているのがビタミンB1だったのです。

中村ビタミンB1は健康に欠かせないビタミンですよね。不足すると、イライラや集中力の低下、ほかにもむくみや筋肉痛などが起きやすくなるとか。さらにアルコール分解にも大切ですよね。

佐藤そうです。今でこそ脚気は耳慣れないものとなりましたが、ビタミンB1が大切な栄養素であることには変わりありません。初期の「わかもと」が発売されて以降、時代の変化に合わせて改良を行ってきました。食の欧米化への対応と栄養の強化を目的とした研究によって開発したのが、消化酵素を産生する当社オリジナル成分の「アスペルギルス・オリゼーNK菌」です。消化酵素は食べたものを消化・分解し、栄養素として体内に吸収しやすくする生命活動の要ともいえる働きをします。

中村それで、不足すると胃もたれが起きるわけですね。私の胃もたれも、消化酵素が足りなかったってことですね。胃が重たいと気も重くなりますから、消化酵素の大切さは身をもって実感しています。

佐藤胃の調子は身体全体の健康を支えるものでもありますから。この「アスペルギルス・オリゼーNK菌」は麹菌なのですが、麹といえば日本酒や醤油の醸造に使われているものです。一般的に麹菌は米や大豆などを元に作られますが、弊社では米や小麦などの精製時に発生する胚芽を原料として使っています。開発当時、用途が少ないものの大量に入手できる見込みがあったことから、素材として着目されました。

中村現在、多様なサプリメントや「強力わかもと」のような製品がありますが、何の原料から作られているのか、わからないものも多いように思います。その点、自然のものから成分を作られているというのは心おきなく飲めていいですね。

佐藤食べ物と同じように、身体を作っていくものですから、自然なものを摂り入れていただくのがいいと思っています。

中村私たちも同じ思いで原料を厳選し、自然のちからを活かせるラーメンづくりを大切にしています。

AFURI株式会社 中村比呂人氏、わかもと製薬株式会社 佐藤公彦氏の対談写真 AFURI株式会社 中村比呂人氏、わかもと製薬株式会社 佐藤公彦氏の対談写真

創業当初からサステナブルが息づいていた

佐藤「強力わかもと」の主要成分となる「アスペルギルス・オリゼーNK菌」は今も開発当時と変わることなく胚芽を原料としています。今でこそ、その栄養価の高さは注目されるようになりましたが、当時は原料として扱う企業はほとんどなく廃棄されていたようです。私たちの主食は白米ですから、大量に生産される胚芽は安定して素材を確保できでることもあり、これを用いた麹菌の培養に挑戦したと聞いています。

中村当時の研究の方々の着眼点はすごいですね。色々な利点を備えているうえに、今でいうサステナブルにつながっている側面もありますね。私たちも、自然の素材を扱うことから、それは食材の“いのちをいただく”のだという考えの下、二次・三次利用を徹底するようにしています。自然への感謝の念はもちろん、無駄をなくすことでコスト管理、さらには従業員への還元にもつながっていき、プラスのサイクルが生まれると思っています。

佐藤サステナブルやSDGsの概念がなかった時代に、環境配慮につながる先見の目があったと私たちも思っています。白米の消費量は減っているとは思われますが、現在でも安定して入手できているので、今でも製品づくりが資源の有効活用となっています。また錠剤化するためには胚芽の脱脂が不可欠です。この脱脂工程も弊社工場で行なっているのですが、これによって採れる油は精油会社で食品用の米胚芽油の一部として利用いただいています。

中村「強力わかもと」は、人の身体にも環境にもやさしい製品ということですね。

佐藤そうなのですが、研究する側にはやさしくなかったようです(笑)。胚芽で麹菌を培養するのは前代未聞だったそうで、成功するまでに相当の苦労があったと伝わっています。

中村当時の研究者の方々の苦労や試行錯誤があって、現代も愛されている「強力わかもと」があるんですね。今の製品はさらに進化されていますよね。

人に寄り添い進化を続け
健康を支えてきた

佐藤近代から現代にかけて食の欧米化が進んでいる状況を踏まえ、「強力わかもと」は発売から3回の改良が行われてきました。最初の改良が先にお話ししたオリジナル成分の麹菌の配合で、次に着目したのは腸内環境でした。胃と同じように健康に重要な働きがある一方で食事やストレス、加齢などで機能が衰えます。そこで、麹菌の培養と同じ技術を用いて作られたのが、胃酸に強く増えやすい乳酸菌でした。これにより、消化作用と整腸作用を併せ持つ製品へと進化しました。さらに、インスタントの普及に伴う栄養の偏りを危惧した3回目の改良では、ビタミンB1・B2、ニコチン酸アミドに加え乳酸菌も増やしました。

中村そのおかげでしょうか、日常的に愛用するようになってから胃腸が整い、便通も改善されて安定しています。身体が整うというのはこんなに変わるものかと驚くほどです。人生の幸せが厚くなったように感じています。

佐藤少し前ですが、クローン病や炎症性腸疾患の専門医と取り組んだ研究で、「強力わかもと」に配合している麹菌に腸の炎症を抑える働きが確認されています。ほかにも、腸の健康に深く関わる物質を、乳酸菌そのものや乳酸菌の作用によって作り出す研究も進めています。この研究が、将来みなさんの健康にさらに役立つ商品づくりにつながればと考えています。

わかもと製薬株式会社「強力わかもと」写真

中村どこまでも人に寄り添う姿勢が感じられます。私たちにも、「人を幸せにする存在でありたい」という思いがあります。その考えの下、保存料や着色料、化学調味料などは使用せず“素材のちから”を大切にしています。 小さなお子さまや身体を気にされている方にも安心して召し上がっていただきたいですから。そして、これからは素材や味への追求はもちろんですが、鮮度や香り、空間演出、心温まるおもてなしに至るまで、AFURIも進化を続けたいと思っています。

佐藤身体にやさしそうなラーメンづくりをされているのですね。現在の食生活ですと加工食品などを摂る機会が多く、胃に負担がかかるケースも増えていると思われます。そうなると、腸内細菌のバランスが乱れやすくなります。また、ストレスを感じる場面も多いでしょうが、これもまた胃によくありません。胃痛や胸焼け、消化不良の原因のひとつです。胃腸の健康を守るためには、食生活だけでなく生活リズムやストレスの管理も大切になってきます。

「強力わかもと」のポテンシャルを
多くの人に伝えたい

中村私は色々と試した中で選りすぐりのサプリメントを持ち歩いていますが、もちろん「強力わかもと」は殿堂入りしています。この精鋭ぞろいの中で、無人島に一つだけ持っていくとしたら迷いなく「強力わかもと」を選ぶくらい、なくてはならない存在です。生きていく上で大切な部分を支えてくれる魅力を伝えたいと思い、スタッフや友人にプレゼントしています。そして、店舗でもお客様に配布する取り組みを実施しています。

佐藤実はそのお話を知ったのは、とある女優さんがAFURI様のラーメンを食べている動画を社員が見たのが最初でした。ぜひお会いしてお話をしたいと思い、こうして感謝をお伝えできる機会をいただき、ありがたく思います。店舗での企画はどういった経緯だったのですか。

中村弊社の店舗ブランドの一つに辛紅(からくれない)という店舗があり、最も辛い「柚子辛紅らーめん 28丁目〜ちはやぶる 大雷神〜」を提供するにあたり、価格も他に比べて高いことから特別感とサプライズを演出したいと考えました。そこで、オリジナルランチョンマットと一緒に、「顆粒わかもと」とおみくじをセットしたものをプレゼントすることにしたのです。激辛メニューなので胃腸を労ってほしいとの想いも込めました。お客さまには、「やさしい!」といって喜んでいただいています。その場で飲む方もいます。

AFURI株式会社「柚子辛紅らーめん 28丁目〜ちはやぶる 大雷神〜」写真

佐藤食べたいけど胃腸が気になる方へのサポートにもなりそうですね。胃腸薬がプレゼントされるなら、“また注文しよう”という方もいそうです。人は美味しいもの、好きなものを食べると幸せな気分になりますしね。その上で食べたものをしっかり消化して、すっきりとした胃腸で次の日を迎えられたらより素晴らしいことです。AFURI様のラーメンと「強力わかもと」の相性はとてもいいと感じています。

中村そういっていただけて光栄です。AFURIでは今、オリジナルのクラフトビールづくりに向かって準備を進めています。その中で、わかもと製薬様と何かコラボできないだろうかと思っているところです。

佐藤AFURI様がビールを作られた原料を用いて、私たちの製品に何か活用するといったことも考えられますね。中村様のようにアイデア豊富で、「強力わかもと」が持つ、胃・腸・栄養の働きを全面的に実感いただいている方となら、この製品を必要とされている方々へ幅広く伝えていけるような予感がします。仕事や家庭で頑張る方々を応援できる取り組みができればと思います。